私と第4次S
第4次Sをプレイしたことがある者は幸せである。心豊かであろうから。
自身初プレイのスパロボってのもあって特別な作品。小学校の頃に友達から借りて、もうすごいハマって翌日にはお小遣いでThe Best盤を買っていたという。
ザ・グレイトバトルとかバトルドッジボールとかSDバトル大相撲なんかをプレイしてきたもんだから、もう素養は十二分にあったんだろう。
とはいえ、当時はその参戦作品の大半を知らなかったし、グレンダイザーはマジンガーZに出てくるサブキャラで、ザンボット3はダイターン3の子分だとガチで思っていた。主に声が付いていなかったことが脇に追いやられる要因であったと思われる。まったく失礼なお子様である。
それでも。作品の予備知識がなくとも。どんな技を持つロボットが仲間になるのか?パッケージのあのトゲトゲのカッコイイやつ(サイバスター)はいつ出てくるのか?
と、あのなんとも言えない感覚は初スパロボでしか味わえないものがあった。心から純粋にゲームを楽しんでいた。
今尚、第4次Sの参戦作品が自分の中のスタンダードになってしまってる感がある。30歳を超えた今でも新作発表があるたびに、まぁそれは楽しみに、参戦作品を確認するのだが。その度に、やれエルガイムがまた出てない、やったぜダンバインなんて呟いている。まぁ出ていなくてもなんだか少し寂しい程度なのだが。
古参のスパロボファンは割と第4次を名作と扱う人は多いと思う。しかし、例えばPS2以降の作品から入ったファンからしたら古臭くプレイに耐えないという印象を持たれるかもしれない。
それでもこれだけは言いたい。
第4次のレッシィは超絶かわいい。これだけは古今東西疑う余地の無い誰もが認めざるを得ない事実なのである。